ペーパーレス化

紙面の書類による処理は、紛失の恐れがあるだけではなく、事務処理に時間がかかり、環境にも影響を与えます。したがって、運輸産業では、紙面の書類の廃止と、電子データ交換メッセージの導入によるデジタル化を進めることが急務です。
  • より正確で信頼できる電子メッセージ通信
  • コストを削減でき、産業全体で1年当たり49億米ドルの節約が期待できます
  • 環境にやさしいe-Freightは、7,800トン以上の紙の書類を削減できます

e-Freight

e-Freightとは、出荷すべてに関わる輸送ドキュメントの電子化ならびにデジタル化システムです。その目的は、サプライチェーン産業全体で、末端間のペーパーレス処理を推進することです。紙面の送り状にかわり、電子通信手段(マスター・エア・ウェイビルにかわるFWB、ハウス・エア・ウェイビルにかわるFHL、インボイスなど...)が使用されます。このe-Freightプロジェクトには、IATA、および航空運送業のすべての当事者が参加しています。

e-AWB アクティベーション

e-AWBとは、荷主/運送業者と、航空会社の間の運輸契約の電子化を意味します。e-AWBを使用すれば、紙面のAWBを印刷、処理、保管する必要はなくなります。この契約は、以下の電子データによって法的に有効となります。
  • 運送業者が航空会社に送付するFWBメッセージ
  • 航空会社が運送業者にするFSU/RCSメッセージ

e-AWBの利点とは?

サプライチェーンの高速化

サプライチェーン移動時間の短縮:貨物搬入の前に、電子書類を送信することにより、サイクルタイムが短縮されます。

コスト削減

低コスト:航空貨物業界全体で年間49億ドルの節約になります。

ミスをなくし精度向上

RCS生成までに、貨物の出発点で電子データを一度だけ入力すれば済むため、データ入力のミスやデータ相違による貨物の遅延が少なくなります。

セキュリティ向上

セキュリティ強化: 電子書類は、貨物の輸送に係る関係機関以外には開示されません。

規制遵守

e-Freightは、すべての電子書類およびデータについて、税関、民間航空、その他の民間航空管理当局が要求する国内・国際規制に準拠しています。

環境への配慮

e-Freightは、すべての電子書類およびデータについて、税関、民間航空、その他の民間航空管理当局が要求する国内・国際規制に準拠しています。

ペーパーレス化に向けたアクション・ロードマップ

ステップ1: IATAの多国間e-AWB協定に参加。

ステップ2: マスター・エア・ウェイビル、ハウス・エア・ウェイビルのデータを送信

ステップ3 : AFKLMからのアクティベーション通知

ステップ4 : これで、FWB/FHLメッセージを送信できるようになります。

ロードマップに関する詳細情報を表示する

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