ペーパーレス化

運送業界では書類が重要な役割を果たします。紙の書類は紛失の恐れがあるだけではなく、事務処理に時間がかかり、環境にも影響を与えます。しかし、お客様の協力があれば、ペーパーレス化が可能です。IATAとEDI契約を結び(e-AWB)、アクティベーション通知でエールフランス/KLMにご連絡をいただければ、ビニールパウチを廃止し、最終目的地に直接書類を送り(e-Freight)、紙の運送状をなくすことができます。

このページでは:

e-Freightの目的は、航空貨物運送のサプライチェーンから紙を排除し、代わりに安価で正確、かつ信頼性の高い電子メッセージを活用することです。


ポイント:
  • 航空貨物運送から紙を排除
  • 貨物パウチ書類(荷主書類)
  • 紙の書類を電子データで代替
  • 限定されたネットワークで利用可能(IATAによるステーション追加が必要)
  • スペシャルハンドリングコード

EAW:運送契約を示す紙のエアウェイビルをなくした。完全なe-Freight貨物。 

EAP:現在、使用されていないコード。EAWがない場合、紙の書類が入ったパウチを貨物に添付。

e-AWB

e-AWBとは、荷主/運送業者と航空会社の輸送契約の電子化を意味します。e-AWBがあれば、紙のAWBを印刷、事務処理、保管する必要はありません。
この契約は、以下の電子データによって法的に有効となります。
  • 運送業者が航空会社に送付するFWBメッセージ
  • 航空会社が運送業者に返信としてするFSU/RCSメッセージ
ポイント:
  • e-AWB契約に署名した運送業者は、AWBの航空会社精算用のグリーンコピーを渡す必要がありません。
  • e-AWBは、現在のe-Freightプロセスに加え、当社ネットワークに段階的に導入される予定です。
  • e-AWB契約に含まれる貨物には、スペシャルハンドリングコード「ECC」が表示されます。
  • 貨物運送業者は、シングルプロセスに従って常に電子データを航空会社に送信し、紙のAWBを貨物に添付することはありません。航空会社は、目的地や中継地において紙のAWBが必要であれば、運送業者の代わりに保存した電子データを印刷します。
Want to know more, click here for a brochure about e-AWB

e-AWB ビデオ

e-Fast デリバリー

e-Fast デリバリーは書類部門への報告をすることなしに、 貨物を KLM カーゴ・スキポールに配送するオプションです。 運送業者は e-Link 運送情報と共に FWB(Cargo IMP バージョン 16)を航空会社に送付します。 運送業者がゲートで ACN カードを提示すると、これら一切の情報が内部 KLM カーゴシステムで処理されます。シップメントが既知の代理人/運転手により行われるか、発送物がアムステルダムで通関を受けるか、シップメントが安全か(FWB OSI ラインからの情報)、シップメントがペーパーレス(ECC/EAW)かどうか、CargoNaut が「水面下」の点検を行います。この4点の点検に合格した場合、運転手は KLM カーゴの入り口で、直接倉庫に進んでトラックから荷下ろしできる旨のメッセージを受け取ります。

発送物の引き受け(RCS)があり次第、FWB からの情報が自動的にチェーン(KLM カーゴの倉庫処理システム)内に投入され、発送物は倉庫に配送されます。ロケーションの追加の際には情報が Cargoal により自動入力されます。

運送業者は e-Link により CargoNaut と接続していることが必須です。e-Link プロセスは ACN、CargoNaut および SmartLOXS がスキポール空港で業界との密接な協働により開発した手続きです。これにより輸出物品の配送に関わるすべての当事者に、シームレスな連携とリアルタイムのステータス情報が提供されます。AWB 番号を ACN カーゴカード(運転手の ID)にリンクするだけで、シップメントの状況および通関・保安検査情報が即座に全当事者に明らかになります。

e-AWBの利点

  • 低コスト:航空貨物業界全体で年間49億ドルの節約になります。
  • サプライチェーン移動時間の短縮:貨物搬入以前に出荷書類を電子送信することにより、サイクルタイムが短縮されます。
  • 情報の正確性:RCSまでに貨物の出発点で電子データを1度入力すれば済むため、データ入力のミスやデータ相違による貨物の遅延が少なくなります。置き忘れや置き間違いが少ないため、書類の紛失による貨物の遅れがなくなります。これが、C2K(Cargo 2000)プログラムのクオリティ向上につながります。
  • 規制への準拠:e-Freightは、すべての電子書類およびデータについて、税関、民間航空、その他の民間航空管理当局が要求する国内・国際規制に準拠しています。
  • セキュリティの向上:電子書類は、貨物の輸送に係る関係機関以外には開示されません。
  • 環境にやさしい:e-Freightは、7,800トン以上の紙の書類を削減します。これは、航空機の輸送重量の削減、ひいてはCO2排出の削減にもつながります。

e-Freightとe-AWBの解説

e-AWB紙の運送状を電子化すること。FWBが運送約款となります。
EDI電子データ交換。あらかじめ合意したメッセージ規格に基づく構造化データを1つのコンピュータシステムから別のコンピュータシステムへ、人間の介入なしに送信すること。 
EDI契約:運送会社と航空会社またはIATAの間で結ばれ、運送会社が将来的に送信されるすべてのFWBの運送条件を受け入れる契約。EDI契約はかつて契約として使用された紙のAWBに代わるものです。航空会社(二社間)またはIATA(多社間)とともに署名します。 
ECC:航空会社によってSHCがFWBに自動的に入力され、EDI契約が締結されたこと、すなわち貨物受け入れ時に紙のAWBが不要であることを意味します。ECCとは電子運送契約を意味します。
シングルプロセス:顧客はEDI契約に署名することにより(および運送業者の本社が多者間契約に署名している場合)、アクティベーション通知を受け入れます。当社は、以降、空路に関係なく紙のAWBが不要であることに合意します。これにより、非対応空路の税関で紙の書類が必要な場合は航空会社が対応し、運送業者の介入が不要となります。 
ECP:EDIが締結されているが、貨物が輸送された経路がe-Freightに対応していなかったため、航空会社が税関用の書類を印刷したことを示すSHC。印刷済み電子契約(IATAの定義を追加予定)。 
EAW:すべての書類が電子メッセージで代用され、エアウェイビルも電子化されていること(e-AWB)。このため運送業者から航空会社にビニールパウチは手渡されません。 
運送書類:飛行中に常備が義務付けられている書類。現在は(MC99、MP4)電子データによる代用が許可されています。 
荷主書類:運送業者の配送目的および/または通関手続き(運送業者の役割)に必要な書類。ほとんどの書類は電子データ化されていますが、電子化が許可されていないものもあります。従来、航空会社により無償で搭載していましたが、今後見直される可能性があります(無料サービスは運送業者が航空会社の代理店としての機能を果たしていた時代に始まったものです)。

ペーパーレス化の方法

ペーパーレス化は難しく聞こえるかもしれませんが、比較的簡単です。すでに当社に電子AWBを送付し、受取人にすべての貨物書類をメールまたは他の手段で事前に送ったお客様もあるでしょう。基本的に、それがペーパーレス化の第一歩です。次のステップは、IATAとMultilateral e-AWB Agreement結び、アクティベーション通知で航空会社から確認を受け取ることです。

IATA Multilateral e-AWB Agreement EDI契約(e-AWB)

IATA Multilateral e-AWB Agreementとは、運送業者とIATAが署名する契約であり、FWBメッセージ(およびRCS)の契約としての法的有効性を規定します。 Multi Lateral Agreement に署名し、エールフランス/KLMからアクティベーション通知で運送業者への合意を受けることにより、輸出引き受け時の紙のAWBによる手続きが不要となります。現在、運送業者はすべての貨物をAWBなしで配送可能です。「シングルプロセス」により、航空会社は最終目的地の必要に応じてAWBを印刷します。IATA Multilateral e-AWB Agreementがアクティベーション通知によって確認されている貨物は、SHC(スペシャルハンドリングコード)「ECC」によって識別されます。
このコードはAFKLによって自動的に追加され、運送業者が入力する必要はありません。

アクティベーション通知

航空会社と貨物運送業者は、取り扱い空港と開始日について協議を行い、航空会社は貨物運送業者にアクティベーション通知を送り、相互に確認します。運送業者がアクティベーション通知を受け取ると、記載の開始日から電子送信が可能となります。

ペーパーレス化のチェックリスト

貨物運送業者:
  • IATA Multilateral e-AWB Agreement EDI契約に署名する(自社のすべてのオフィスが含まれることを確認する)。
  • メッセージング機能を確認する(FWBバージョン9以上)。
  • ITシステムがIATAのIMPコード(FWB、FHL、FNA、RCS)を含む電子メッセージを送受信できることを確認する。
  • ITシステムがEAWスペシャルハンドリングコードを挿入できることを確認する。
  • ITシステムが送信したFWBメッセージのパフォーマンスチェックを行うようAFKLカーゴに要求する(カバレッジとメッセージのコンテンツを確認)。
  • 営業部門またはカスタマーサービスと開始日を決め、AFKLカーゴにアクティベーション通知を送信するよう要求し、どの出発地に適用されるかを通知する。
  • 運送業者の施設から航空会社の施設までのデータ送信を中継する配信会社などの第三者に確認する。
  • 最初のテスト貨物を仕立てて試験運用を行う。
航空会社:
  • AFKLカーゴはIATA Multilateral e-AWB Agreementを締結済。
  • 貨物運送業者がIATA Multilateral e-AWB Agreementに署名後、AFKLカーゴがアクティベーション通知を送信。
  • AFKLカーゴはIATA IMPコードの送受信に対応。
  • AFKLカーゴが貨物運送業者からのFWBメッセージのクオリティを確認。
  • AFKLカーゴがグランドハンドリング業者とペーパーレス化に合意。
  • AFKLカーゴが準備を整え、貨物運送業者の最初のテスト貨物で試験運用を行う。

FWBバージョン6を持っています。利用できますか?

いいえ。FWBバージョン9以上が必要です。スペシャルハンドリングコード機能はバージョン9以上に対応するためです。

貨物が保安基準を満たしている旨の情報は、FWBのどこに入力する必要がありますか?

セキュリティ: ECSDとSPX
ECSD: 電子委託貨物セキュリティ申告書
SPX: 貨物が安全であることを示すためにFWBに入れるスペシャルハンドリングコード

FW/16

SPH/SPX/EAWセキュリティステータス
OCI/SE/ISS/RA/00123-45 RA番号と当事者
///ED/1213 RA有効期限
///SM/AOM-KCスクリーニング方法
///SN/Mickey Mouse発行者
SD/01JUL131235発行日 – 日時

e-AWBでAVI、DGR、その他の特殊貨物を輸送できますか?

マスターAWBを置き換えるだけです。特殊貨物はシングルプロセスで輸送できます。
必須情報(プロダクトコード、スペシャルハンドリングコードなど)を含むFWBはまだ必要です。
貨物がEAWになることはありません。
紙の必要書類(荷主申告書、CITESなど)を貨物に添付する必要があります。

e-AWBはすべての国に対応していますか?

対応しています。税関当局で印刷されたAWBを必要とする国もありますが、「シングルプロセス」とは、ペーパーBLを使うことなく、すべての向地にすべての貨物を輸送し、航空会社は必要に応じてAWBを印刷することを意味します。

その他

  • 米国への貨物には特別規制が適用されます。米国向け、または米国発の貨物については IATA e-Freight IATA e-Freightスタートアップ情報をお読みください。EDI契約に署名しない場合は、運送状の原本をグランドハンドリング業者に提示する必要があります。
  • CargoNaut (Cargo Pouch) , Champ などの業者に委託し、書類を相手国の業者や荷受人に電子送信することも可能です。
  • ペーパーレス化についての詳細は、 カスタマーサポートまでお問い合わせください。.

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