持続可能な航空燃料

持続可能な航空燃料とは?

持続可能な航空燃料は私たちのカーボン・フットプリントの削減におけるカギのひとつですが、まだ大規模な利用に至っていません。持続可能な航空燃料(SAF)は、使用済みの調理油などの再生可能なエネルギー源から生産されるジェット燃料で、化石燃料に代わる持続可能な燃料です。従来のジェット燃料と問題なく混合でき、既存のプロセスや業務に負荷をかけることなく、あらゆる種類の航空機エンジンで使用できます。SAFは化石燃料に比べて炭素排出量を85%まで事前に削減し、循環経済に寄与します。SAFビデオで詳細をご覧ください。カーボン・フットプリント削減に向けた当社のその他のイニシアチブに関する情報はこちらでご覧ください。

10のよくある質問

SAFとは?

SAFとは「Sustainable Aviation Fuel(持続可能な航空燃料)」を意味し、従来のジェット燃料よりもクリーンな代替燃料です。この代替燃料は、航空業界が環境に及ぼす影響を削減するために開発されたソリューションです。
 

航空業界になぜSAFが必要ですか?

航空部門は現在、人類の活動が世界で排出する二酸化炭素の2~3%を占めています。SAFは航空業界にとっての代替燃料を表し、民間航空機の駆動に関して現時点で液体化石燃料に即時に代わりうる唯一の代替燃料です。
 

SAFはカーボン・ニュートラルなフライトを実現しますか?

エールフランス-KLM-マーティンエアーカーゴが購入するSAFは、従来のジェット燃料と比べて二酸化炭素の排出量を85%まで削減します。化石燃料の排出量と比較した削減分は、持続可能な航空燃料の生産および使用のライフサイクル全体で達成されます。
 

SAFの生産方法は?

民間航空機での使用に6つのSAF生産経路が米国試験材料協会(ASTM)の認証を受けています。最も一般的な生産経路は、原料(食料油、廃棄油、使用済み調理油脂など)を脱酸素化し次に水素処理することにより純粋な炭化水素燃料混成物を製造する、水素化処理エステルおよび脂肪酸(HEFA)です。
 

SAFはどのように「持続可能」なのですか?

SAFが「持続可能な」航空燃料として適格となるには、二酸化炭素排出量を著しく削減する、原料の使用によって生物多様性にマイナスの影響を及ぼさない、あるいは必要な食物の生産との競合関係にないといった、厳格な持続可能性の基準を満たさなければなりません。チェーンの持続可能性は国際持続可能性カーボン認証プラス(ISCC+)および持続可能なバイオマテリアルに関する円卓会議(RSB)からの認証を介して保証されます。
 

SAFで航空便を就航させるためには新たな航空機が必要ですか?

SAFが即時に利用できる燃料というのは、航空機やエンジン燃料システム、流通インフラまたは貯蔵施設の変更が不要という意味です。
 

SAFで空を飛ぶのは安全ですか?

SAFの化学・物理的特性は従来のジェット燃料とほぼ同一です。SAFの安全な混合の度合いは様々ですが、同じ品質・安全上の要件を満たすため、(現行の基準において)体積で50%を超えません。
 

なぜSAFに移行せずにまだ化石燃料を使用するのですか?

SAFの歴史は比較的浅く(SAFを使用した世界最初の民間機は2011年にKLMオランダ航空により就航、続いてエールフランスが同年に就航)、その生産はまだ大規模には行われていません。現時点で、恒常的なSAF生産拠点の数は世界中でも限られており、また非常に高価でもあります。このためKLMオランダ航空では、数社のパートナーと共に、オランダ北部に自社のSAFを専門に製造する工場の建設を計画しています。この工場は2023年の操業開始予定です。フランスでは今後数年間にわたり、いくつかの生産工場を新設する計画が進行中です。
 

エールフランス-KLM-マーティンエアーカーゴにとって次のステップは何ですか?

当社の今日の目標は、日常の業務を通してパートナー、お客様、そして公衆に向けてSAFをより多く利用するための認知度を上げることです。将来の業務でSAFの利用が順調に展開するには、生産コストの削減、適切な原料調達の保証、混合施設および空港におけるプロセスの最適化、SAFの支援に向けた政策的枠組の改良、世界中で認められ調和した基準の開発など、いくつかの課題に対処しなければなりません。
 

持続可能な航空燃料はどのように機能するか

当社のSAF提携プログラム

カーゴSAFプログラムでは、荷主および運送業者が利用するフライトの一部が、SAFを燃料として利用できます。お客様は関与の水準を選ぶことができ、当社は投資全体がSAFの調達に使用されることを保証します。SAFに投資したお客様には、SAFの購入金額を交通量に結びつけ、この結果実現する炭素削減量を示した、第三者による監査報告書が発行されます。お客様がカーゴSAFプログラムに参加することは、自社のカーボン・フットプリントを削減するだけでなく、より持続可能な未来のための優れたリーダーシップと責任感を明示することになります。究極的にSAF市場の開発は、業界のあらゆるステークホルダーの支援があって初めて実現できるものです。

 

「二酸化炭素排出量の削減に向けた取り組みは、当社のカーゴ戦略の土台のひとつです。航空貨物向けSAFプログラムの開始は、今後数年に向けて当社が計画した大胆な持続可能性プログラムの中で、大きな一歩となります。当社のお客様がこぞって、より持続的なカーゴの未来の創生に力を合わせてくださることを期待しています。」

– アドリア―ン・デン・ヘイエル、エールフランス-KLMカーゴ執行副社長兼マーティンエアー・マネージングディレクター

すでに29社の公式パートナーがカーゴSAFプログラムに参加

kuehne
airpharm
DC
ziegler
bestglobal
bollore
fastforward
schenker
supertrans
sinotrans
koppert
acciona
ablefreight
awot
hellman
as
jobmate
totaltouch
smart
skyline
airflo
aramex
lobelink
bansard
vcklogistics
samer&co
fervadelivery
envirotainer

2022年の展望

CDGおよびAMSからの当社出発便にSAF

エールフランス-KLMでは独自の戦略に沿い、またEUグリーンディール・イニシアチブに先駆け、フランスおよびオランダを出発地とするすべての便で一定率(0.5%~1%)のSAFの混合を開始します。規模の経済に達するために、当社は引き続きSAFに投資します。ただし追加費用の補填の一環で、2022年2月よりこれが当社のオール・イン・レートに組み込まれます。

MyCargoおよびカーボン・フットプリント

当社の便でSAFの使用をさらに増強する目的で、MYCARGOにおけるオンライン予約プロセスを介してSAFを購入することで、お客様に自社カーボン・フットプリントを減らす機会を提供いたします。この新規のサービスは2022年4~6月期に導入予定です。詳細は追ってお知らせいたします。

CDG・AMS発フライトのSAFに関するよくあるご質問

SAFの費用がオールインプライスに含まれることになりましたが、AMSやCDGからの価格が上がるということですか?

市場力学にもよりますが、当社の主な目標は、航空貨物業界で競争力のある担い手になることです。

AMSとCDGからの0.5~1%のSAF混合は、カーゴSAFプログラムに参加するSAFパートナーのSAF報告書/認証に含まれますか?

いいえ、現時点では、SAFパートナーの自発的な寄付のみがSAF監査報告書に記載されます。

エールフランスKLMカーゴは、SAFの義務的費用に関連した金銭的な利益や管理費を請求しますか?

いいえ、エールフランスKLMカーゴは管理費を吸収し、寄付から利益を得ることはありません。全額をSAFの調達に充てています。これは監査対象です。

Does エールフランス-KLMは、2022年以降、0.5%~1%混合というフランスの指令に従うだけですか?

フランスからのSAF指令は、2022年時点で0.5%~1%です。フランス発とオランダ発の全便にSAFの寄付を義務付けることで、フランスでの義務付けを超え、オランダでも自主的にこの義務付けを実施する予定です。これは、より持続可能な航空輸送の未来を創造するという当社の目標に沿ったものであり、そのために私たちは今行動する必要があります。

エールフランス-KLMは、2025年というEUの指令を待つのか、それとも本指令を超えていますか?

欧州のSAF指令は2025年までに2%です。このSAF寄付の義務化を通じて、私たちはまさにこの義務化を超えていくことになります。これは、より持続可能な航空輸送の未来を創造するという当社の目標に沿ったものであり、そのために私たちは今行動する必要があります。

責任ある持続可能な航空輸送に対するAFKLグループの位置づけと取り組みについて教えてください。この場合、旅客事業と貨物事業の間の整合性は取れていますか?

エールフランスKLMグループは、航空会社および関連事業部門を対象に、共同でコーポレート・サステナビリティ戦略を策定しています。当社の取り組みには、特定の事業部門に関連するものもありますが、この寄付は、貨物事業とフランス・オランダを旅行されるお客様の両方に適用されます。

フランス発の便でもオランダ発の便でも、SAFの混合比率は同じですか?

フランスとオランダを出発するすべてのフライトで、SAF混合は同じになります。

SAFプログラムに参加する理由

パイオニアになる

航空業界のカーボン・フットプリントの改革を目指して長期プロジェクトのパートナーになる

グリーン認証の向上

御社および顧客のサプライチェーンの持続可能性の改善に寄与

脱炭素化への準備

EUの2035年脱炭素化目標を先取り、航空貨物輸送の全体的な二酸化炭素排出量の削減に貢献する

2030年目標

当社では持続可能な航空燃料の使用の拡大により、2030年までに二酸化炭素の排出量の著しい削減を目指しています。当社は2030年にSAFの生産を5%、2050年までに63%拡大する目標を掲げています。


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